プロフィール

島崎よう子

Author:島崎よう子
前東村山市議会議員。
全国フェミニスト議員連、財政問題研究会。
空堀川に清流を取り戻す会、子どもの居場所グッドフェローズ、青葉町福祉協力員、いきいきシニア、あっぱれ脳トレ、みんなのうたごえ実行委員、介護予防大作戦実行委員、青葉安心ネット、保護司。
sorakazeyoko@w3.dion.ne.jp

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親に育つ

2007年2月5日


 ラジオの身の上相談で「結婚をした娘がなかなか孫を生んでくれない。友人たちから孫の話を聞かされるたびにつらい。娘に早く孫をと言ってもただ泣くばかりで言うことを聞いてくれない」という、常識のありそうな声の方からでした。「子どものためにとずっと尽くしてきたのに・・・」と訴えます。「産む機械発言」は根本的な政策論議にせず政治材料にしてしまったことに私は辟易していますが、今朝の相談者の悩みを聞くとため息が出てしまいます。泣いている娘さんをみても「なぜ孫を見せてくれないのか」と自分の要望を言い募る親。悲しい。



 昨日は、東村山市いのちと心の教育週間・市民の集いがありました。
今回は「いのち輝く瞬間とき」のテーマで教育カウンセラー青木和雄氏と吉富多美さんの講演でした。お二人はカウンセラーとしての実践例を挙げながら「子どもにとって一番大切なことは自尊であるー存在を認めて、話を聞いてあげてください」と淡々と静かに訴えました。子どもたちの心の叫びを聴き、親にも聴こえるように橋渡しをしてきているのです。「あんたなんか、生まれてこなきゃよかった」といわれた子どもが声を失うほど傷ついていることに気がつけない親。青木さん吉富さんは親をありのまま受け入れて、親の心をも育てているようでした。



 私も未熟な親でした。どれほど子どもの心を傷つけるような言動をしたことかと思います。私の場合は共同保育をしながら子どもたちと大勢の仲間に育てられたと思っています。だから、孤独な子育てをしないですむような出会いの場をたくさん用意してあげたい。学童保育の午前中に開設している“おひさま広場”もそのひとつ。身近な場所にもっと自由に集まれる場所が必要ですよね。そこには見守り何かあったら気軽に相談に乗ってくれるような保育の専門家がいてくれるといいと思います。



子ども/教育 | 【2007-02-05(Mon) 23:01:39】 | Trackback(-) | Comments(-)